地元のお寺様の畳替えが完了しました。
本堂の畳をすべて上げてみると、現れたのは長年お参りの方を支えてきた床板。まずはここをきれいに掃除するところから始まりました。

「鬼ムズ」だった本堂の畳
1分大きくしても1分小さくなるくらい、クタクタに疲れきった畳でした。まずはカンジロウで框(かまち)を締め直して、しっかりとコシを取り戻してやります。
中通りが奇数紋だったので、均等割で偶数紋になるよう仕立て直したり(丈出し丈切り、幅出し幅切り)、畳寄せが無いお部屋なので長さの違う板の切れっ端に一枚ずつ寸法を合わせたり、束石が外れて何処までも沈みゆく床板だったり、、、
もうホント、鬼ムズの畳でした。弟子も良い勉強になったと思います。


縁の紋をそろえて仕立て直す
お寺様の畳には、赤地に花の紋を織り出した格のある縁を使います。この紋を、畳と畳の合わせ目できれいにそろえてやるのが腕の見せどころ。一枚ずつ位置を合わせながら縫い付けていきます。




そうしてようやく、本堂いっぱいに新しい畳が敷き終わりました。紋もピシッとそろって、気持ちのいい仕上がりです。

さぁ、ワイン飲むぞ!