畳替えのタイミング

畳替えは特に決まった時季はなく、雨の日以外は1年中適していると言えます。畳が痛んできたら畳を替えられる事が多いのですが、季節や家庭内の行事(冠婚葬祭)にあわせて畳替えをされる方もたくさんいらっしゃいます。

以下に季節や行事による畳替えをされる例をまとめてみました。思い立ったが吉日。さぁ新しい畳の上での快適生活を楽しみましょう!

季節による畳替えの例

【春】入学・卒業・転勤等での引っ越し、ひな祭り、春のお彼岸、子供の日
年度の変わり目は、畳替えで気持ちも新たに!また4月29日は畳の日です。

【夏】お盆(初盆等)の人寄せ、お盆、夏休み
梅雨明けからお盆までは畳替えの最盛期です!

【秋】新年に向けての大掃除、敬老の日、秋のお彼岸、七五三
新年に向けての準備が始まります。新しい畳で新年を!また9月24日は畳の日です。

【冬】お部屋を乾燥させたい、正月、成人式
何といっても一番の乾燥シーズン!畳替えには最適です。

家庭内の行事(冠婚葬祭)による畳替えの例

【結婚・結納】
ご両家のご挨拶の時はもちろん、様々な来客の機会も増えます。お祝い、記念も兼ねて皆様畳替えをされます。

【出産】
妊婦さんがお産でしばらく実家に帰られる時など、部屋の片づけも兼ねて。出産祝い・記念に替えられる方も多く見受けられます。また、赤ちゃんがはいはいや歩く事を考えて、フローリングに畳を敷かれる方も多いです。

【葬儀・法事】
故人をしのび、畳替えをされる方が多いです。また、法事も最近ではご自宅でしない場合もありますが、御仏壇の前には必ず一度は皆さんお参りをされます。約1ヵ月前から準備をされる方が多いです。

【お祭り】
地元祭礼は新しい畳に替えて仕事は休む・・・古い習慣ですが大切にしたいものです。

【入園・卒園、入学・卒業、就職・退職、成人・還暦】
昔の元服から始まり、人生の節目にお祝いを兼ねて新しい畳で門出を祝います。