小学生の見学

6月16日の午前中、近所の桜木小学校の2年生が12名程当店に見学に来ました。

普通のい草と琉球い草の違いや、畳の手縫いと機械縫いの実演(競争)、実際に手縫い体験をしてもらいました。

今回も例のごとく一生懸命になりすぎて写真を撮り忘れてしまいましたので、文章のみの紹介とさせて頂きます。

●い草の違い
まずは、切り口を見て丸と三角の違いを見つけてもらいました。
次にオオバコ相撲の要領でみんなにい草の丈夫さ比べをしてもらいましたが、やはり琉球い草の圧勝でした。

●手縫いVS機械縫い
事前に先生から見学の話を聞いていたので、今日は朝から自宅の畳を手縫いしていました。
生徒を待っている間にほとんど完成してしまいそうだったので、片一方の縁を縫い付けた状態で待っていました。
残すは反対側の縁を縫いつけるだけです。
その段階から、機械で最初から畳1枚を作るのとどっちが早いかを競争しました。

ほとんどの生徒は手縫いの方が早いと言って「頑張れ頑張れ!」と応援してくれました。
が、実際は角をたたんでる段階で機械を操る店主が仕上げて私の負けでした(涙)

●手縫い体験
手縫いが機械に負けたので、残りの作業を生徒さん数名に返し縫い作業を手伝ってもらいました。
畳が硬く針が刺さらない、針が抜けないと、手縫いの大変さを実感してもらえました。

●畳の重さ
縫った畳を一人で持ち上げれるか、皆に体験してもらいました。
2~3人は完全に持ち上げたので正直ビックリです。昔ながらのワラの重たい畳なのに・・・お見事!

3代目の言い訳

だって平刺しめっちゃ細かく(江戸間で55針)縫ったのに、後で見たら機械は平刺しも返しも縫い目がめっちゃ粗いんだもん。
ずるいよ(涙)

はい、言い訳ですorz