品評会で受賞された最高級の畳表の連続と切り物と保管方法

今年の2月に行われた畳表の品評会。

今年も品評会で受賞された最高級の畳表を買えるだけ買ったのですが、新鮮過ぎてまだ使いたくないし、物が良すぎるので、ウチの保管庫より更に管理の行き届いた熊本の産地の保管庫にて保管していただいておりました。

この度、わけあってウチでの保管に変更。
届き次第、検品しながら熟成用に梱包し直しております。

いや〜、見れば見るほどどれも美しくヨダレが出てしまう。。。
※今回はヨダレこぼしていませんよ。

今更ですがもっと早く逢いたかった。

作業台に畳まれた畳表と、品評会の木札・青い「一等」の札
品評会で一等に格付けされた畳表。端のい草の揃い方が見事です。
い草の表面のアップと、緑色の「二等」の札
こちらは二等。い目の詰まり具合がよく分かります。

さて、ここからは僕の保管のこだわりなので、変態畳屋さん以外は読み飛ばしてください。
変態畳屋さんは是非ともご意見をお聞かせください。

「連続」と「切り物」、どっちが好き?

僕は基本的に京間連続表が好きです。
連続の方が折り筋も弱いし、い草のロスも最小限で済むので最高です。

しかし良い表はどうしても切り物で、こればっかりは仕方ありません。
切り物は畳めば折り目が必ずつくし、巻けば手間がかかるし、腰が弱まり巻き癖が付きます。

ちょっと補足
「連続表」は10枚分をひと続きに織り上げた畳表で、余計な折り目がつきにくいのが利点。「切り物」は長く織った畳表から一枚分ずつ切り出したもので、どうしても畳んだ折り目がつきやすくなります。

畳まれた畳表と、黄色い「三等」の札
重ねて置かれた畳表と、黄色い「三等」の札
こちらは三等。それでも品評会クラスなので、見ているだけで気持ちが良いんです。

折り筋を減らす、僕なりの畳み方

1枚づつ広げて保管が最良だと思いますが、場所もとるし、そもそも産地からの梱包では無理な話です。

今の所僕が考える、産地でも手間のかからない最適解は『上2〜3枚を裏向けて畳む』です。
1番きつい折り目は裏にまわり、畳としての加工も楽になります。

更に言えば、5枚5枚で10枚よりも、6枚と4枚で10枚にしてもらえると、その後の畳へ使う時の出し方も楽です。
ここは問屋さんに、数え間違いや今までのやり方と違うと手間なので無理って言われてしまいましたので、諦めてウチで検品がてら組み替えています。

でも今回の品評会の表は基本的に6枚なので、畳み方だけ上2〜3枚を裏向けにして畳んで保管してもらっていました。
で、この写真はそういう意味も込めての一枚です。

畳表の中央に縦に走る折り筋と、産地証のシール
中央に縦に走るのが折り筋。これをいかに残さず保管するかが、こだわりどころです。

一応、折り筋を消す方法もめっちゃ研究してるので、筋があってもぶっちゃけどうもないんですがね。。。
折り筋があるのとないのがあれば、無い方が良いに決まってるので、誰もが負担にならない良いやり方があればと日々考えております。

皆様のご意見をお聞かせください!

いや〜しかし良い表はホント見てて気持ちが良いので、正直まだ手放したく無いけど、水害復興の為、どんどん良い畳に仕立てて販売させていただきます!