東海地区の建築士さん向けに開催された、畳の勉強会に参加してきました。
僕ら畳屋は畳を作るプロですが、そもそも和室が無ければ畳が敷けません。
そこで建築士の皆さんに畳の魅力を知って頂き、「和室をもっと作ろう!」と思ってもらう事が目的です。
僕は準備等サポートのつもりでしたが、講師の先生が急病で来れなくなったとの事で、急遽僕が講師を務めることになりました。。。え!?
大勢のベテラン建築士さんの前で?
内藤名誉顧問の話の後に?
い草の権威、北九州市立大学の森田教授の講義前に?
え!?僕の話必要ですか?何を話せば良いの?
で、僕の任されたテーマは
『畳表の見分け方について』
良し、それなら任セロリ!
畳表の違いについて、「わかりやすく」「伝わりやすく」を意識して、新築に高品質な和室(畳)を取り入れる意義を強調しました。
特に、い草の長さによって品質(美しさや丈夫さ)が変わる点や、用途によって使う畳を変える意味もお伝えさせていただきました。
皆さん真剣に頷きながら聞いてくださり、畳への関心の高さを実感しました。
改めて畳の魅力を広く伝えることの大切さを感じる貴重な経験となりました。
いや〜それにしても、さすがに畳業界のビッグネームが控える中での登壇、短い時間ではありましたが、めちゃくちゃ緊張しました。
更にいつもお世話になっている建築士さんも来場されていたうえに、偶然にも以前畳を納品させて頂いたお客様もいらっしゃる状況、プレッシャー半端なかったです。
でもその分、「良い畳を取り入れる事の大切さ」を伝える事が出来たという手応えはありました。
今回の経験を通じて、畳の魅力をもっと発信していく必要性を感じました。
これまで一般のお客様向けに情報発信してきましたが、今後は建築士さんはもちろん、住宅業界全体に発信する事が大切なんだと実感しました。
乗本畳店では、畳の魅力を広く伝え、最適な畳選びをサポートしていきます!
「畳についてもっと知りたい」「和室の提案に役立てたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください!