有職畳とは

有職畳とは、昔から神社や寺院などで伝統的な調度具として使われている畳の事です。
制作方法も昔ながらの伝統的な手順があり、現在その工法が失われ(忘れられ)つつあるように感じます。

また、畳に使われる縁や形そのものに格式があり、今ではざっくばらん?にどのようなタイプも使われますが、使う人の身分、お寺の位によって分けられていました。
小倉百人一首の絵にあるように、天皇にお姫様やお坊さん、身分によって縁や畳の厚さが違うのが良い例です。
もちろん、当店の有職畳は全て職人が手作業で作っています。

これまでは有職畳は、お客様より当店への直接注文よりも、同業者さんからの制作依頼の注文がほとんどでしたが、最近はやっと一般のお客様からご注文をいただけるようになりました(^o^)/
当店を知っていただき、認めていただいたと拡大解釈しています。