文化財の畳の修復過程|弟子と二人で土台を締め直す

先日の続きで、名古屋市の文化財であるお寺の畳の修復過程です。

前回は研修会の会場で土台の締め直しに取りかかったところでした。
今日はその続きを、僕と弟子の二人で進めていきます。

2枚の畳を、交代で締めていく

僕が補修している畳と、弟子が補修している畳。
この2枚を、場所と疲れの都合で、お互い交互に2列ずつ締めていきます。

畳床の締め直しは、ずっと同じ姿勢で力を込め続ける作業なので、交代しながらの方が集中も続くんです。

工房で畳床の上に立ち、仕上がり具合を確かめる弟子
締め直した畳床の様子を確かめる弟子。文化財の畳と、じっくり向き合います。

弟子の足捌きが、さまになってきた

僕の仕事を見て習っているのか、はたまたコツを掴んだだけなのか?
糸を締める足捌きも、最初の頃と比べると段々とさまになってきました。

10枚もやれば筋力も技術も身につくんだろうなぁ、なんて思いながらも、僕もそこまで鬼ではないし、修復する畳も無いので、今回は1枚限りです。

今週はこれ以上時間を取れないので、続きは来週かな?
連休明けには完成させて終わらせたいところです。

弟子に教えながら、ってのがやっぱり肝で、僕にとっても良い経験になりますね。
無様な仕事は見せられません。

……明後日は筋肉痛かなぁ?

この畳の研修会の様子は、こちらの記事に書いています。