今日は伊知多神社にて日置流雪荷派、早川先生の免許披露に出席させて頂きました。
散々雨降る梅雨時期の中、稀に見る快晴に恵まれ、60名以上の参加者に囲まれる。
まるで早川先生の人柄が表された1日になりました。
祝詞の後に、各矢場元の先生方に混ざって僕も礼射をさせて頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
早川先生本日はありがとうございました。
本当におめでとうございます。
ここからはお祭り弓を知らない方への解説です。
弓道とは違い、江戸時代から代々続くお祭り弓。
弓は戦争の道具でありますが、破魔矢、破魔弓と言われるように弓は魔を破ります。
諸説ありますが、この地域では鬼の目に見立てた1寸8分の金的を射抜く事で厄が落ち、初めてその年のお祭りが始まると言われています。
人や所作、矢場に免許・目録等の巻き物全てが、そのまま絶える事なく受け継がれているのは日本広しと言えども、この三河だけです。
家康様のお膝元と言う事ももちろんあると思いますが、ここまで続いた伝統文化。免許披露はその伝承の第一歩です。
僕も豊川進雄神社や豊川稲荷の矢場を管理させて頂いている身として、しっかりやる事と、次世代に受け継いでいく事。
将来の事を考え身が引き締まる思いになりました。