リビングに敷いた薄畳の表替えをしました

今回のお客様は10年以上前に新しい畳を縁無畳で納品して、その後裏返しを縁付き畳で施工。そして今回の縁無畳への表替えです。

お客様曰く
「リビングに畳があると、柔らかくて楽だよ。コップを落としても割れないし、畳ホント良いわぁ。」と。
ありがとうございます。

世間では畳の部屋が減っていると言われていますが、
「やっぱり畳が良い。」
と、どんどん洋間に畳を敷かれるお客様が増えています。体感的に。

でも、洋間に敷く場合は畳の段差問題があり、躓かないように薄い畳が好まれます。

ここからは我々畳屋の問題です。
基本的に薄い畳は耐久性が弱いので、使い捨て感覚で、何度も繰り返し使う事は出来ません。

今回のこの畳も悲鳴を上げつつありました。
最初から繰り返して使えるような作り方で用意して頑張りましたが、次回裏返しが出来るかどうか微妙です。

近年持続可能な社会って言われつつある中で、畳は昔からエコな敷物であり、まさに「それ!」だったのですが、なんか最近は時代に逆行しだしてる気がするなぁ。
って、難しい話になっちゃいました。。。