畳の敷き替えのこと

本日表替えのお客様。

ちょっと可愛い感じにしましょうか?って打ち合わせ話が膨らんで、悩んだ末にとても可愛い部屋が出来上がりました!

まず、畳の敷き方を変更して向きを揃えます。
そして、畳表は和紙の2色使いで、市松に並べます。

更に足跡の畳縁を使って、くっきり足跡ラインのアクセント!

思った以上にお値打ちで、可愛く仕上がりました。

---ここから先は興味ある方だけ読んで下さい---

一般住宅で10畳間は最近ではとても珍しくなりましたが、本来は「まわし敷」と言って、こちらのビフォアの敷き方が一般的です。

と言うか、当たり前の敷き方です。

でも、変わった敷き方を考えると、10畳間は広いので畳の敷き方の可能性が大きく広がります。
色々なデザインが考えられますが、半分の畳を組み合わせて作ると、単純に畳の枚数が増えてしまい、施工価格も高くなります。

そこで今回は10枚はそのままで、向きを揃えて一松敷きにしました。

ここで注意ですが、畳を新しく作る時は畳の敷き替えは可能です。
でも、ただ古く傷んだ畳をめくって並び替えただけでは敷き替えはまず不可能で、畳は綺麗に納まりません。
でも、張替えの時は今の古い畳を使いながら、新しい畳表を加工するので、ある程度の融通がきかせられます。
※畳の縦横比の違いや大きさによって敷き変えが出来ない場合もあります。

畳は部屋の大きさに合わせて作ります。
基本は縦横2:1ですが、今回は向きが変わると畳の長さが約2cmほど違いました。
それを踏まえて計算して、畳を切ったり大きく加工して仕上げます。
その為、実は畳の事だけを考えると、あまり畳に優しい工事ではありません。

しかし!
それ以上にお客様に気に入って頂く事で、畳君が今以上に大切に使ってもらえる事を考えると、畳君にとっても決して悪い事ばかりでは無いと僕は思います。

畳君、お幸せに!